さて、初日は散々な出だしだった教習所ですが、2日目は前半すごい良くて後半やばかったです。
というのが、初日の悔しさから私めちゃめちゃイメトレしたんですよね。カーブの曲がり方とかの動画を見て、なんとなく掴んだ感覚でやってみたら大成功!
2日目の1時限めの教官は女性でとっても優しい感じ。「初日やばかったんですよ」という話をしていたので、「え?そんな全然やばくないですよ」って言ってくれた。なんならカーブ曲がるの上手いとまで。イメトレが効果を出したわけです。ありがとう。
しかしですね、2限目。本来は女性の予定だった。こちらも優しい女性で、すごく感じが良い。しかし、急遽その人が指名かなんかで変わらなきゃいけなくなり、ちょっと禿げてる男の人へ変更。
初日が男性教官で怖かった私はびびるびびる。しかし、このハゲ教官はすごく良い人で、冗談をたくさん言って私を和ませようとしていた。なんなら発進までは、超良い感じ〜みたいな気がしていた。
しかし、基本技能ができたとみなされたため、アクセルを煽ってくる教官。この日の2時限目は進路変更。私は進路変更はできるのだが、合図を出すと、消し忘れる傾向がある。しかも進路変更の際は、ミラー、合図、目視!という3つの段階がある。
書いていると難しくないんだけど、走りながら合図を出すのが難しい。ミラー見るの忘れたりする。
横から教官が「ミラー、合図、目視♪」と歌を作って歌ってくるのもプレッシャーとなった。こちとら会社辞めて5年間誰にも怒られていないから、人に見られているだけで緊張するんじゃい。
しかし教官がリズムを刻むほど困惑する私。落ち着いたらできるのに、緊張のあまりできなくなった。
さらに、教官はアクセルをふめ!と煽ってくる。しかもアクセルを40キロになるまで踏んで、40になったら離せと言ってきた。しかもそのタイミングがちょうどカーブの曲がり終わりで、ハンドル戻しが遅れた私はそのままフェンスへタイヤを擦ってしまった!!!
教官はびっくりするような俊敏さで急ブレーキ!
いやあ、私もびっくりしました。その後は擦ったことで動揺して、「アクセル踏んで合図出してってしたら、車線変更に間に合いません!」っつったら、「いや、そんなに速くないし忙しくないよ、あなたが頭の中で勝手に難しくしてるだけだから」と言われてしまった!!!
私にとっては30キロでも速く見えてるからね?原付の時は怖くなかったのに車だと怖い!なぜだ。
「こんなトロトロ走ってたら、後ろの人に迷惑だよ」と言われた。決してきつい言い方ではないのだが、私の繊細なハートはブレイクした。
さらに次は幅寄せ?をやらされ、左を攻めすぎたり、逆に開いたり。
そして最後「じゃあ降りる準備して」と言われた時に事件は起こった。さっきまで普通にやっていた、エンジンを止める過程がわからない!
なぜ?私は悲しくなった。泣きそうだけど泣いたら卑怯だと思い我慢。会社でなく女嫌いだったから。
そして最後に教官が「次無線ね」と言ってきた。無線とは無線教習のことで、要は一人で乗ってみろってこと。スピード出さなくて良いんだけど、一人で乗らなきゃダメ。マジで?
私は普通に疑問を呈した「教官、やめておいた方が良いのでは?」しかし教官は言った。「あなたは多分一人の方ができる」と。
確かに私は横からの突き上げに弱いので、プレッシャーかけられるとパニックする。そして教官は「あなたはそこそこできている。あとは自分に勝つことだよ」と。
私はなぜかその言葉が胸にグッときてそこで号泣した。教官が怖いとか、そういうのじゃなく、情けないのと昨日よりできて嬉しかったのと、なんか”自分に勝つ”って言葉が胸に来たんだよね。
まあそんなこんなで2日目が終わりました。
2日目を終えた感想は、初日よりできてよかった〜です。しかしアクセルが踏めないので、検定に受からない可能性がある。スピードが出ると怖い。どうやったらスピードに目がなれるの?私外から見たらすごいノロノロ運転なのに、一人で慌ててるんですよね。
思ったより出来て良かったですけど、まだ掴みきれていないから不安。あと無線教習も不安。教官はああ言ってくれたけど、本当に一人で大丈夫?不安です。