友達がプロの漫画家になっていたんですよ。
その子とは中学時代からの友達で、お互いに東京に住んで就職して、たまにあって上司の理不尽さとかについて話し合う仲だったわけ。
まあ要は、会社の悪口を言い合ってたわけです。
そんなこんなしているうちに、私は会社を辞めてライターとして独立、彼女はまだまだ会社で頑張ってた。
でも会うたびに会社が嫌だと言ってたり、辛くて会社を休んじゃったみたいなことを言っていて、辞めたいと何度も繰り返してたんだよね。
私は人の人生に口出しをしないのがモットーだからそっと見守ってたわけ。
そしたら辞めてた、あっさりと。
辞めて何をするのかなと思ってたら、漫画家になるみたいな話をしててさ。
で、ですよ。
今日その子と久々にランチをしてきたんですけど、彼女無事漫画家になれてて、しかも単行本も出てたんです。
単行本出したって話は前に聞いてたんだけどさ、なんか友達に「なんてペンネーム?」とか聞かれるの嫌かなって思って、聞けずにいたのね。
今日も愚痴とかは聞くけど、彼女の気持ちを尊重して活動については深掘りしないようにしようと思ってた。
そしたらさあ、彼女が自分の単行本を持ってきてくれたんですよ。
「これあげる」って。
家に帰って早速読んだら、昔同時期に読んで面白かった文学小説を題材にした漫画が単行本に収録されててさあ。
なんか「ああ、これが漫画家か!自分の経験を咀嚼して、新たな作品として生み出してるんだ!」みたいな感動が押し寄せてさあ。
普通に泣いちゃった。
なんか友達が昔から「漫画家になりたい」って言ってたのも聞いてたし、それは無理だと思うみたいなことを言ってたのも聞いてたから、すげえ感動したんだよね。
私としては単行本出しただけですげえ〜!って感じなんだけど、彼女的には漫画家としてはまだまだらしくて、今後頑張っていくみたい。
密かに私のブログでも宣伝したいのだが、余計なお世話になるかもしれないから今はしない。
でも今後も彼女の活動を応援したいと強く思った。
あと、久々に「私は漫画は書けない(絵がクソみたいに下手)けど、文章で人を楽しませたくてブログを始めた」ことを思い出して、久々にこのブログを更新したわけです。
まあ久々に書いたら全然面白いこと書けなくなってるんだけど、まあ今日の感動を残す意味でも書いておきたかった。
ああ〜友達おめでとう。
私は、人の成功がこんなに嬉しかったのは初めてかもしれない!!!
彼女にブログに書いて良いって言われたら、作品名とか載せるから読者の方はぜひ読んでください。