「モーニングルーティンなんてしゃらくせえおしゃれなYoutuberがやってるだけだろ?」
みたいなうがった気持ちでいませんか?私もそう思ってました。
たまに見ちゃう、でも見るたびに「はあ〜オシャレだねえ〜」みたいな。
でも自分はやらないんで、共感もないし「すごいなあ、きっと心の余裕があってすごい幸せな人なんだろうなあ」みたいな謎の客観視をしていたんですよね。
私、フリーランスなんですけどね?大問題があります。
それは仕事を始めるのが非常に難しいこと。
会社員の時はイヤイヤながら起きて、会社に行く準備して出社する。それだけなんとなく1日働けていたのに今は無理。
なぜか?出社するという行動自体が、私の仕事のスイッチを入れるモーニングルーティンになっていたからです。
この事からモーニングルーティンの重要性を実感し、試してみたところ「こりゃライフハックだわ」と思ったので共有したいと思います。
朝やる気が出ない、毎日憂鬱、会社に出社した瞬間に「よし、今日はもう帰るだけ」と思うタイプの人は絶対に読んで下さい。
目次
モーニングルーティン とは?
まずモーニングルーティンとは、朝に必ずする行動のことです。
Youtuberたちのせいでオシャレな行為がモーニングルーティンと思われがちですが、みなさんすでに実践しているはず。
朝起きて、着替えて会社に行く…それだけでも立派なルーティンなんです。
ただ毎朝「いや、会社行きたくないし、仕事中は帰りたいとしか思えないよ」って人が多いでしょう。
そこで大事になってくるのが、モーニングルーティンのアップデートです。
モーニングルーティン のアップデートを全ての人が試すべき理由
モーニングルーティンをアップデートするべき理由は3つ、これをやると人生が明るく楽しくなります。
①朝テンションを上げておけば夕方まで割と楽しく過ごせる
モーニングルーティンで自分の機嫌をとって、アゲアゲ状態にしておけば夕方までテンションが下がりづらいんです。
朝に「ああ、今日ダメだ。最悪」と思ってしまう日って、嫌なことばかり起きませんか?
脳は強く感じていること・思っていることを自動で探し出す習性があるので、朝「ダメだ」と思ったら日常から”ダメ”なことを探します。
つまり朝「今日はだめだ」と決めつけているから、1日楽しくないんです。
しかし朝「なんか楽しい〜私最高!」状態に持っていっておけば、夕方まで「楽しい」ことを脳が探してくれます。
だからモーニングルーティンをアップデートして、朝を楽しく過ごせるようにするのが大切なんです。
②アクションを決めておくことで考えずにスムーズに行動できる
朝は頭がぼんやりしていて、あんまり考え事に適した状態じゃないですよね。
ルーティン化しておけば、あれこれ考えなくて良いので、朝に使うエネルギーを節約して昼間に活力を回すことができます。
定着するまではメモにでも書いて冷蔵庫に書いておき、その通りに実践すればOK。
人って決断するのにすごいエネルギーを使う(ウィルパワー)らしいので、できるだけ朝は決断を避けるべきなんですって。
ルーティンを活用すれば、朝は何も考えずに仕事を始める状態へ自分を持っていけます。
③自然と仕事のスイッチが入る
ルーティンを決めておくことで、自然と仕事や家事など1日を始めるスイッチを入れられます。
今まで会社に行くまでスイッチが入らないという人が多かったと思いますが、家にいる段階でだんだん「よし今日も仕事頑張るぞ」って思えるんです。
また在宅ワークが増えてきて、仕事により一層身が入らないなんて人にもおすすめ。
ルーティンをこなすと、不思議なことに内側からやる気が湧いてくるのを感じるでしょう。
モーニングルーティンのアップデートと定着方法
モーニングルーティンをどうやって決めれば良いの?自分がご機嫌になる方法は?と思っていますよね。
正直機嫌の取り方は人それぞれのため、私に決めることはできません。
ヒントはあなたがどんな時に喜びを感じるか?ってことです。
例えば私は単純なので、決めた手順を行えたらそれだけ喜びを感じます。自己肯定感が高まるんです。
大事なのは自己肯定感で、これを上げておけばテンションは自然と上がるでしょう。
なのであなたが自分を「私偉くね?」と思えることをモーニングルーティンに組み込んで下さい。
人は習慣が定着するまでに三週間程度の時間が必要と言われていて、大体3日目くらいに脳が「いや!いつもと違う!いや〜」と反抗しだすんですって。
これが3日坊主の正体です。
打破するためには、今までの習慣に新しいルーティンをくっつけるのが最適。
例えばですよ?トイレ掃除をするのをルーティンにしたいなら、朝の排泄のタイミングで行うんです。
トイレに行かない人はいないと思うので、誰でも簡単にできると思います。
忘れちゃうって?トイレの壁紙に「トイレ掃除」って貼っておいてください。
ルーティンを一気に作るとこなすことにストレスを感じるので、無理のないように1〜2個くらい自己肯定感の上がる行為を入れてみましょう。
例題として!私のモーニングルーティンとルーティンを決めた結果
例として私のモーニングルーティンと人生で捗ったと実感したことを発表したいと思います。オシャレじゃないですが、仕事のやる気はアップすると思うので参考にしてみてくださいね。
ルーティンの内容
まず従来の無意識に行っていたルーティンと、フリーランスになってからアップデートした内容を比較検討していきましょう。
<会社員時代>
- 起床
- バターコーヒーを飲む
- メイク
- ノートに気持ちを書く(悪口なども!)
- 出社
- 会社について仕事開始
<フリーランスになってから(初期)>
- 起床
- とりあえずバターコーヒー
- コーヒー飲みながらデスクに座る
- ずっと仕事
とまあ会社員になってからは、デスクに座る=仕事開始のスイッチにしようと思っていたわけですが、これがね…。
難しいんですよ、わずか1メートル先の机に座れない。
座ったら終わりだ!みたいな感じで、体が、精神が抵抗するわけです。
そこで考えた。どうにか私自身を宥めて、仕事を始めてもらうための行動を決めた。
<フリーランスになってから・改>
- 起床
- バターコーヒー
- コーヒーを飲みながら本要約チャンネルなどを視聴
- 手帳に今日の予定・TODOリストを作る
- トイレ掃除
- 仕事
こんな感じで、朝一発目にYoutube動画を挟み、自己啓発的な内容を視聴することでやる気を出す作戦。
やる気が出ない時もあるけど、自己啓発的な内容を見ていると「くそお、負けてられない」みたいな気持ちになるからです。
そしてTODOリストを作ると、人って「このリストを消したい」という意欲が湧くので作成。
あと私普通にポンコツなので、TODOリストがないと何をしようと思っていたか忘れちゃうんですよね。
さらに極め付けにトイレ掃除、これな。
トイレ掃除=金運が上がると思い込んでいるので、掃除をした時点で「いやぁ〜今日も稼げた」って気持ちになってしまう。
この工程を経て仕事に入るようにしたら、心の抵抗を最小限にして仕事を始めることができました。
モーニングルーティンを始めて感じたデメリット
モーニングルーティンを始めて良かったと思うのですが、1つだけデメリットがある。
起床時間を6時と決めているんですけど、寝過ごした時にやる気が出ない。
30分くらいすぎると「もう今日は休みだ」みたいな気持ちになることがあります。
そんな時は時間をずらせば良いだけの話なんだけど、完璧主義の人は一気にやる気を失うかも。
対策としては、「時間をずらして良い」と自分に言い聞かせることです。これしかない。
まとめ
今回はモーニングルーティンや朝のセットアップって大事だよって話をしました。
特にフリーランスの人や、リモートが増えて1日なんかやる気がないって人向けです。
朝ルーティンを決めて習慣化すれば、脳が勝手に仕事モードに入ってくれるので「嫌だなあ」と思いながら仕事をすることがなくなります。
嫌だと思いつつやっても、人生楽しくないじゃないですか。
まれに「仕事のせい、会社のせい」っていう人がいるけど、正直自分のせいだと思う。まあ会社員時代の私なんですけど。
朝のセットアップ次第で1日楽しく過ごせるので、モーニングルーティンを始めたい人はぜひやってみてくださいね。